寝室は閉めて寝る?開けて寝る? 眠れない夜に試したいポイント。

寝室は閉めて寝る?開けて寝る? 眠れない夜に試したいポイント。

夜、布団に入ってもなかなか眠れない──。
そんな日が続くと、心も体もすこしずつ疲れてしまいますよね。

「眠れない原因」はさまざまありますが、意外と見落としがちなのが“寝室の空気”です。
私たちは眠っているあいだにも呼吸を続けており、ドアや窓をぴったり閉め切った寝室では、二酸化炭素が少しずつ増えていきます。


その結果、酸素濃度がわずかに下がり、脳が十分に休息できずに浅い眠りになってしまうことがあるのです。

■研究でもわかる「換気」と「眠り」の関係

近年、国内外の研究でも、寝室の換気と睡眠の質の関係が注目されています。
たとえば、大学の実験では、寝室の二酸化炭素濃度が高まると、夜中に目を覚ましてしまう回数が増え、翌朝の眠気が強くなることがわかっています。
反対に、部屋の空気をしっかり入れ替えると、眠りが深くなり、翌日の集中力も上がるという結果も。

早稲田大学の研究チームによる報告でも、寝室の換気状態が良好なほど、入眠までの時間が短く、夜間の中途覚醒も減少したとされています。
つまり、「空気をきれいに保つこと」は、心地よい眠りへのシンプルで確かな一歩なのです。

■ドアを少し開けて、空気をやさしく動かす

とはいえ、夜に窓を開けるのは防犯面や季節の寒暖差が気になりますよね。
そこでおすすめなのが、寝室のドアを少しだけ開けておくこと。

たった数センチのすき間でも空気は入れ替わり、こもった二酸化炭素を外へ逃がしてくれます。
また、空気が動くことで湿度や温度のバランスも整いやすく、寝苦しさや息苦しさが和らぎやすくなります。
夏は熱気がこもりにくく、冬は乾燥をやわらげる効果も。
“すこし開けておく”というだけで、睡眠環境は驚くほど変わるのです。


■換気と一緒に「香り」も整えて

空気を整えた寝室には、やさしく香るアロマをプラスしてみましょう。
香りは、五感の中でもとくに感情や記憶に直結しており、脳の緊張をゆるめる働きがあります。

とくにラベンダーやベルガモット、ゼラニウムなどの香りは、自律神経を整えて気持ちを落ち着かせ、眠りに入りやすくする作用が知られています。
深呼吸をしながら香りを感じると、ゆるやかに副交感神経が優位になり、「そろそろ眠ろう」と体が準備をはじめてくれます。

不眠対策というと、つい“特別な方法”を探してしまいますが、じつは空気と香りを整えるだけでも、眠りの質はぐっと変わるのです。

 

■SWITCH meのアロマミストで、眠りをととのえる夜時間を

寝室のドアを少し開けて空気をやさしく入れ替えたあとに、
SWITCH me のアロマミストをひと吹きしてみてください。

夜専用にブレンドされた香りが空気にふんわりと広がり、呼吸を深く、心を静かに整えてくれます。
たとえばラベンダーやベルガモットを基調としたやさしい香りは、一日の緊張をほどき、頭の中を“オフ”にするスイッチのような存在に。

眠れない夜ほど、無理に眠ろうとせず、空気と香りを整えてあげる。
それだけで、自然と心も体も休む方向へ導かれていきます。

ドアを少し開け、空気を入れ替えて、香りをひと吹き。
その小さな習慣が、明日の朝の目覚めをやわらかく変えてくれるはずです。

 

今夜も、夜ぐっすり休めますように。

 

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